中学講座

スタディサプリと進研ゼミ(チャレンジ)はどっちがいい?メリット・デメリット・内容の違いと選び方について

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塾は嫌だと言っているので、通信教育で勉強させようと思っています。

スタディサプリと進研ゼミではどちらがいいでしょうか?

 

子どものタイプによって、向き不向きがあるので、スタディサプリをお試しする(2週間は無料)

ダメだったら進研ゼミを考えてみるというのがいいと思います。

教材がその子に合うかどうかは、実際にやってみないと分からないんです。

スタディサプリの「月々2,178円(税込)」というのは、(保護者的には)魅力なんですよね(笑)

値段が安い理由は、質が悪いからではありません。どちらかというと、授業の質はとても良いと評判です。

ただ、自由度が高い教材なので、「合う・合わない」があります。

でも、安くて質のいい教材が子どもにあえばラッキーですよね。

2週間の受講は無料なので、まず、スタディサプリを試してみる。

もし「何か違うな」と感じたら、それから進研ゼミの受講を考える

という形でいいと思います。

 

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【選び方】スタディサプリと進研ゼミはどっちがいいの?

どちらがいいかは、子どものタイプや教材に求める内容によって違います。

スタディサプリ

スタディサプリは「授業を受ける」形式で、「解き方を分かりやすく解説する」という点が得意な教材です。

自宅や隙間時間で、塾や予備校と同レベルの授業が受けられます。

紙に書かれた解説ではなく、講師の先生が問題の解き方を目の前で説明してくれるので、理解しやすいです。

ただし、スタディサプリを見るだけではなくて、問題を解いたり「自分の手を動かすこと」は必要になってきます。

スタディサプリも勉強させるための工夫はしているんですが、自分から勉強する習慣がない子には、スタディサプリだけではしんどいかも…というのが正直な感想。

進研ゼミ

進研ゼミは「自分で問題を解いていく」形式で、「計画立てて学習させる」ことが得意な教材です。

毎月、教材が手元にとどくので、それを自分で解いていきます。

(分かりやすい解説も用意されています)

やるべきことが1ヶ月単位なので、あまり計画性がないタイプでも取り組みやすい形式です。

目の前に与えられた教材をこなしていくだけで、最低限の学習はできるかな…と思います。

通信教育全般のデメリットである「続かない」という点で見ると、進研ゼミの方が続けられる可能性が高いような気がします。

ただ、料金面では圧倒的にスタディサプリの方が安いので、スタディサプリで続けば、そっちの方がいいですよね。

スタディサプリには2週間の無料体験もあるので、まず、スタディサプリを試してみて、ダメだったら進研ゼミをやってみるという流れですね。

 

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スタディサプリについて

スタディサプリってどんな教材?

4万本以上の講座が自由に見られる

スタディサプリは、月額2,178円(税込)で、小4~高3までの映像授業4万本以上が見放題になるサービスです。

そんなにあったら逆に困らない?

最初は↓こんな感じで自分の学年のおすすめ講義が表示されます。

講座一覧から、他の学年の講座も自由に見ることもできます。

自分が見たい講座を「マイ講座」として登録すれば、毎回探さなくても見ることが可能です。

テキストは無料でダウンロードできる

授業はテキストを使って進められますが、そのテキストは最初に5冊無料でもらえます。

足りない分は無料でダウンロードもしくは追加購入することもできます。(1,200円/冊)

  • 講義動画とテキストを2画面表示にして受講する
  • ダウンロードしたテキストを紙に印刷して使う
  • 紙のテキストを購入して使う

教科によって、製本版とダウンロード版を使い分けている人もいます。

やる気を維持させる「サプモン」がある

通信教育でいちばん心配なのは、「続くかどうか」ですよね?

スタディサプリの「やる気を引き出すしくみ」として、「サプモン」というモンスター育成ゲームがあります。

勉強するとコインがもらえて、そのコインでモンスターを育てるアイテムや着せ替えアイテムを買います。

サプモンにはまると、遊ぶために勉強してくれます(笑)

モンスターとのバトルは、選択問題の小テストみたいな形式です。

時間制限内に答えないといけないので、けっこう集中力が必要。

スタディサプリのメリット・デメリット

スタディサプリのメリット・デメリットを詳しく見ていきますね。

1.とにかく安い
2.解説が分かりやすい
3.どの学年の授業でも自由に受けられる
4.学校の授業以外の内容も学べる

1.授業を見るだけではダメ
2.計画性が必要
3.強制力がない
4.質問できない

メリット1.とにかく安い

スタディサプリは、月額2,178円(税込)です。

12ヶ月一括払いを選べば、年間21,780円(税込)なので、月々1,815円です。

この金額で、予備校レベルの授業が5教科受け放題ですから、破格すぎる料金です。

メリット2.解説が分かりやすい

CMでもおなじみの英語の関先生は「250人教室で満席・立ち見」「200人講座で1日6講座の全満席」などの記録を持っている人気講師です。

実際に講義の動画を見ましたが、「あ、こう考えたらいいのか!」と思ったくらい、すごく分かりやすい!

他にも、各教科で人気の講師を集めています。

誰でも人気講師の授業を受けられるというのは、映像授業だからこそのメリットです。

メリット3.どの学年の授業でも自由に受けられる

数学や英語は、知識の積み重ねです。

今、授業が分からないと感じているのなら、過去のどこかにつまずいたポイントがあるはずなんです。

分からないまま次の学年に進んでも、理解できないまま終わってしまいます。

小学4年生から高校3年生までの授業をどれでも受けることができるので、分からない分野は過去の学年に戻って授業を受けることができます。

逆に、好きな教科はどんどん先に進むことができます。

学校では、全教科まんべんなくできることが求められがちですが、社会に出た時には、何か突出した武器があると強いです。

好きなことはどんどん伸ばしてあげてください。

メリット4.学校の授業以外の内容も学べる

スタディサプリの講義には、学校の教科以外にも、

・英検対策講座
・公務員対策講座
・簿記対策講座

などの資格対策講座もあります。

学校の勉強だけじゃなくて、こっちに興味があるなら、これだけでも月2,178円(税込)の元は取れます。

デメリット1.授業を見るだけではダメ

スタディサプリの授業は分かりやすいと評判です。

でも、「分かったつもりになってしまう」というのが、逆に問題点なんです。

「解説を聞くとよくわかるんだけど、実際に自分の手を動かして問題を解いてみたら、解けなかった!」というパターンが多いんですよね。

スタディサプリは映像授業が中心なので、問題数は進研ゼミよりも少ないです。

しっかり定着させようと思ったら(学校で使っている問題集で構わないので)ある程度の数をこなす必要があります。

デメリット2.計画性が必要

進研ゼミは、月ごとの教材が手元に届きます。

でも、スタディサプリは「いつでも、どれでも、好きな授業」を見ることができて、その中で「何をやるのか」は自分で決めないといけません。

(きちんと学年・教科・学習単元で分類されているので、目的のものを探すのは簡単です)

子どもが計画を立てられないタイプなら、親のサポートが必要になってきます。

自分で計画を立てるのが無理!という場合は、個別に勉強の計画を立ててくれる「個別指導コース」もあります。

専属のコーチがついて、部活などの予定などを聞いたうえで「何をするべきか」の計画を立ててもらえます。

デメリット3.強制力がない

これは、スタディサプリだけでなく通信教育のデメリットです。

真面目に勉強をするタイプの子なら問題ないんですが、そんな子だったら苦労しないですよね…。

スタディサプリでは、前日の学習状況を報告するメールが届くので、子どもの学習状況を把握することはできます。

↓こんな感じのメールです。

こまめに声掛けしたり、勉強を促すことはできるけれど、親がしつこく言いすぎてもケンカになるし、難しいところではあります。

デメリット4.質問できない

分かりやすく説明してくれているのであまり疑問点はないかもしれませんが、分からない部分があっても質問することができません。

授業は戻って何度でも見ることができるので、がんばって自分で理解するしかありません。

進研ゼミについて

進研ゼミってどんな教材?

進研ゼミ(中学講座)には、紙の教材の「オリジナルスタイル」と、タブレット+紙の教材を使う「ハイブリッドスタイル」があります。

どちらも受講費は同じで、「英語・数学・国語・理科・社会」の5教科に対応。

毎月の教材が郵送(配信)で手元に送られてくるシステムです。

教科書別(国語・英語)、難易度別(英語・数学)の教材が選べるので、自分に合った教材で学習するすることができます。

進研ゼミのメリット・デメリット

進研ゼミのメリットとデメリットを見ていきます

1.やるべきことがハッキリしている
2.計画が立てやすく続けやすい
3.質問ができる
4.動画で解説が見られる(ハイブリッドスタイル)

1.スタディサプリより高い
2.スケジュールが決まっていて先取りができない(オリジナルスタイルのみ)
3.無料体験がない

メリット1.やるべきことがハッキリしている

やるべきことがハッキリしている。
電源を入れると、「おすすめレッスン」の項目があるので、とりあえずそれをやればOKです。

「今月の学習状況」というグラフもあって、1ヶ月の目標のうち、どのくらい終わったかも分かるようになっています。

とりあえず電源さえ入れてしまえば、今すべきことが分かります。

メリット2.計画が立てやすく続けやすい

1ヶ月単位でやるべき教材が届くので、スケジュールが立てやすいです。

学校生活は1週間単位で繰り返されます。

だから、全体の4分の1を「1週間分」として、「毎日少しづつ」でも「週末にまとめて」でも、部活や他の習い事に合わせて計画を立てれば続けやすいです。

1か月間にやらなければならない量がハッキリしているのは、計画立てやすいという点でメリットです。

メリット3.質問ができる

分からない問題があったら、WEB経由で、いつでも質問ができます。

専門アドバイザーが、図やイラストを使って丁寧に答えてくれます。

メリット4.動画で解説が見られる(ハイブリッドスタイル)

紙のテキストでも、解説は丁寧に書いてるんですが、やっぱり文字よりも動画の方が分かりやすいです。

解き方が文字で説明されていても、好きな教科じゃないと、そもそも読む気になりませんよね。

進研ゼミのタブレットでは動画で解き方の解説をしてくれるので、文字での解説よりも取っ付きやすいです。

デメリット1.スタディサプリより高い

5教科で月額6,000~8,000円程度なので塾よりはかなり安いですが、月額2,178円(税込)のスタディサプリより料金が高いです。

ハイブリッドコースの場合は受講費の他にタブレット代がかかりますが、6ヶ月以上受講すれば0円になるのであまり気にしなくて大丈夫です。

タブレットの保険に入る場合は、月々156~190円程度かかります。

デメリット2.スケジュールが決まっていて先取りができない(オリジナルスタイル)

進研ゼミのオリジナルスタイル(紙の教材)は、1ヶ月単位で教材が手元に届くタイプなので、どんどん先に進んで受講をすることができません。

ハイブリッドスタイル(タブレット教材)は先取り・さかのぼり受講が可能です。

デメリット3.無料体験がない

資料請求すると「無料体験教材」はもらえるんです。

オリジナルスタイルは(ページ数が少ないだけで)実際のテキストと同じものなんですが、ハイブリッドスタイルは紙の冊子のサンプルが入っています。

ハイブリッドスタイルは実際に試すことができないんですよね…。

これが、最大のデメリットかも。

進研ゼミの最低受講期間は2ヶ月なので、受講を申し込んだら最低2ヶ月はやめられません。

オリジナルスタイルなら2ヶ月分の受講費だけでいいんですが、ハイブリッドスタイルだと受講費の他にタブレット代もかかります。(6ヶ月以内の受講の場合9,900円負担)

まとめ

スタディサプリは自由度が高いぶん、本人の計画性とやる気が必要とされます。

やる気はあるんだけど、授業が分からなくて置いて行かれる!という場合には、ぴったりの教材です。

進研ゼミは計画を立ててくれる教材なので、与えられたものをこなしていくだけという安心感があります。

実際の試験と同じように「読む」「書く」ことを重視したいならオリジナルスタイル、音声や動画で理解することを中心に進めたいならハイブリッドスタイルを選んでください。

とりあえず、スタディサプリは2週間無料で試せるので、お試ししてみるのがいいと思います。

専用タブレットとかもいりません。

ネットにつながれば、パソコンでもスマホでもなんでもOK。自宅にWi-Fiがあれば、使わなくなった古いスマホでも受講できます。

もし、合わなくて解約する場合も、ネット経由で一瞬でできるので、電話する必要もありません。

月々2,178円(税込)で済んだら、家計はすごく助かりますもんねー。

 

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